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詩と映画と日記

詩と映画と日記

紳士協定

監督
エリア・カザン

出演
グレゴリー・ペック
ドロシー・マクガイア

主人公のスカイラ・グリーン(フィル)は
7年前に妻を亡くして息子がひとり居る
長身でハンサムな作家です

大学の学費を出してもらった全国的な雑誌社の編集長に呼ばれて
『反ユダヤ主義』についての記事を書くためにやってきました

そこで離婚歴の有るキャシーに会いました

フィルは、『反ユダヤ主義』の連載の為に
周りに自分はユダヤ人だと嘘を言います
ユダヤ人や黒人への偏見と闘う覚悟です

あっという間に恋に堕ちたふたりが
新婚旅行に一流ホテルを予約してしますの
ユダヤ人であることから(実際は違います)
宿泊を断られます
人種差別は明らかです
フィルが、ユダヤ人を名乗ったことから
息子は友達から罵られ爪弾きにされました

フィルの友人は住む家を借りれません
就職を拒まれ、医学部の門は閉ざされ、
こども達が阻害されます
ユダヤ人である為にです
ユダヤ人は、汚いと迫害されます

差別はしない偏見はないという善良な人達が
心の中では、自分がユダヤ人でないことを
喜んでいるのです
これが、自由で平等でしょうか
差別でなくて何でしょう

恋人のキャシーも同じ事でした
クリスチャンはユダヤ人より上だと思っています

8週間、ユダヤ人として偽ったフィルが
クリスチャンに戻り、渾身の記事を書きました
彼が恋人のキャシーに求めたのは
妻とは、困難を一緒に乗り切ってくれるひと

お嬢様育ちのキャシーは、どうしたでしょう


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